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ある殺人事件。 [法関係]

17歳の男の子。
卒業した小学校に侵入して、
教職員3人を包丁で刺した。
男性教諭一人死亡。

***
少年は、小学校のときいじめられていたという。

担任の先生は「恨まれる覚えはない」と言った。

***
それはきっと、担任の先生は、何もしなかったのだろう。

いじめに加担もせず、助けもせず
放置していたのではないだろうか。

確かに、いじめに関わっていなければ「恨まれる覚えはない」と感じるだろう。


しかし、それは少年から見れば単なる逃げにしか見えない。

いじめを知っていたはずなのに、先生は助けてくれなかった。それが恨みの原因だろう。

***

ここから考えられることが3つある。

1つは、先生は「恨まれる覚えはない」といったときにいじめを知らなかったとしたら、もし、本心からその言葉を言ったとしたら、
もう少し別の言葉がでてくるだろうということ。

そして、「恨まれる覚えはない」と言う言葉をきいたときの少年の心は、傷ついただろうということ。

少年の行き場のない怒りはいったい何処へ向かえばいいのだろうか。

2つめは、少年が先生を恨んでたということ。
人は、人に何かを望んだときにそれが達成されなかった場合、怒りや恨みを覚える。
今回少年は先生にいじめを解決して欲しかった。
当然、先生というものはクラスをよくするためにいて、いじめなんかなくすものだと思っていたのだろう。

つまり、先生を信じすぎてはいけないということ。

3つめは、少年の味方がいなかったということ。
そんな場所で小学生時代をすごした少年がいる、ということ。

***

誰でもいちどはいじめられ、いじめる、といわれています。

どちらの側も経験するといわれています。

いじめられた人は、自分の居場所がないことに敏感になります。
自分はここに存在していいのか、迷惑じゃないのか、いないほうがいいのではないか、

自分の存在を否定し始めます。

***

自分を消してしまいたくなるとき、ほんとうにつらいとき、誰か一人でも近くにいれば、相談できる人がいれば
その人は落ち着きます。

それは家族や友達だけではなく、

ペットや、草花や、ぬいぐるみなど、

何でもいいと思います。

言葉に出さなくても、心で通じ合えるものを見つけた人は

強くなります。



もしも、周りに、いま、ここにいていいのかなと思っている人がいたら、
ぎゅっと抱きしめましょう。


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